サラリーマン節税>源泉所得税をしっかり確認して節税しよう！

個人事業を営んでいると、クライアントから支払い調書が送られてきます。

この調書を見ると、本来の報酬の中から源泉徴収税額が差し引かれていることがわかるはずです。

税率としては100万円以下で10％、100万円以上で20％が一律で差し引かれています。

源泉徴収とは、本来は納税者が払うべき税金を給与や報酬として支払う企業などが
納税者になり代わって天引き前払いする制度をいいます。

ですから確定申告時には源泉徴収された金額を所得税から忘れずに差し引いておかなければ
税金の二重払いになってしまいます。

取引先クライアントからは忘れずに「支払い調書」を収集して
記載してある源泉徴収税額を漏らさず控除しましょう。

また、逆に自分が源泉徴収する立場になることも覚えておいて下さい。

下請けや業務で必要な資材作成を依頼したりして、他業者に報酬として支払う場合には
支払う報酬から源泉徴収として決められた税額を差し引き納税する必要があります。

また源泉徴収は外部の個人事業主への支払いだけでなく
あなたの従業員への給与についても行う必要があります。