事業を始めるための普通預金口座を開設するのは当然ですが
口座窓口は1つにしておきましょう。
複数口座を持っていると外面上体裁は良く映りますが
管理が面倒であるだけでなく税務署の見る眼も厳しくなりがちです。
それに本人自身が残高の把握や取引状況さえも断片的にしか掴めません。
では何故、たくさんの口座を持つケースがあるのでしょうか？
これはその多くが借入時の実績造りのためです。
しかし今や融資審査は財務状況優先であることは当然ですし
下手をすれば融資なんぞ受けらないケースの方がはるかに多いわけで
複数口座開設に何のメリットもありません。
体裁にこだわらず事業専用口座窓口は1つにして
それもインターネットバンキングで自宅や事務所がそのままATMになる形式がはるかに便利で経済的です。
また会計ソフトによってはインターネットバンキングでの入出金データが
そのまま会計ソフトに取り込めるものもあります。
インターネットバンキングの個人用・法人用のいずれを利用するかは
取引量によって決めれば良いと思います。
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