サラリーマン節税>税務署に突っ込まれないために−経費の勘定科目の均等化

「勘定科目」に少し気を配ることで、税務署からの帳簿上の無用な突っ込みを回避できる可能性が高まります。
勘定科目とは、経費を分類する項目のことを指します。

そしてこの分類には厳密な決まりがないのが実情なのです。

決まりがないわけですから、自分の業務に合った勘定科目を用いて分類すれば良い、ということになります。

従って、「この領収書はどこの科目に入れればいいのか?」
などと税務署の顔色を窺いながら悩む必要はまったくないわけです。

ですから税務署の突っ込み防止策を唯一のポイントとして、目立ちすぎない様に分散均等化しましょう。

目立ちすぎない様にとは、
ある勘定科目だけが突出して金額が多くなってしまうような事態を避けるということです。

全体が均等に分散するよう、科目分けしたほうがベターです。

税務調査段階では、経費のバランスに着目します。

どうしても突出した支出が目に付けば、そこから帳簿のミスがないかをチェックし始め
痛くもない腹を探られる糸口を与えてしまいます。

それと、毎年毎年コロコロ勘定科目が変わるのも望ましくありません。
勘定科目はいったん固めたら、なるべくそのまま毎年継続維持していくほうが良いという事です。

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